ライフスタイルの変化で賃貸のワンルームが人気!

ライフスタイルの変化で賃貸のワンルームが人気!

2008年秋に起きた「リーマン・ショック」によって、世界経済は金融業界を中心に大変な危機が生じ、20世紀の終わりにバブルがはじけたから長引く不況で苦しむ日本を、いっそう苦境に追いやりました。
しかし、2010年代になって首相になった安部首相が行った金融政策、いわゆる「アベノミクス」によって、ようやく長く続いた不況から、企業は脱出しかかっています。
その効果が、ようやく市民まで届いたのか、企業の求人数も増えてきていますし、消費税増税前には、住宅を購入する人も増えました。

しかし、基本的に人口減少の時代に入り、老若男女を問わず一人暮らしの人が急増していることから、住宅事情も急変していて、持ち家より賃貸、そして3DKや4DKなどよりもワンルーム(1R)という指向が強まっています。
この傾向は、都会において、いっそう顕著で、東京や大阪など大都会では住宅価格が高いこともあって、既に逆転現象が起こっていると言われています。

九州最大の西日本を代表する都市の1つである福岡でも、この現象が見られ、賃貸の物件も1Rの割合が高くなっています。
しかも、これまで1Rといえば都心部のイメージが強かったのですが、福岡市東区など、市の郊外に当たるエリアでも1Rの賃貸のマンションのニーズが高まっています。
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特に、福岡市中央区などでは5万円弱が家賃相場になっているのに対し、福岡市東区は4万円弱という価格になっていて、さらに緑が多い周辺環境もあって、若者を中心に人気があります。
通勤や通学に関しても、市の中心部まで20～30分ほどですし、また、古くからの住宅地ということで日常の買い物に不自由しない商店街なども残されていますから、これからも福岡市東区における賃貸物件のニーズが高いと思われます。