子どもを生まない世帯には賃貸の1LDKが人気!

子どもを生まない世帯には賃貸の1LDKが人気!

住宅のニーズは、世帯の在り方の変化によって、どんどん変わります。
日本では、戦後まもなく訪れたベビーブームによって人口が爆発的に増え、そして高度成長期に突入し、経済は右肩上がりに良くなり、収入が増えた人は家や車を求めました。
つまり、住宅は造れば売れるという状態だったわけです。

しかし、高度成長期が終わり、さらに中国などの新興国の経済が発達したことなど諸原因により日本は低成長期に入り、会社でも年功序列制度などの見直しがなされはじめたのをはじめ、正社員で働くことも難しくなるなど状況は大きく変わってきました。
最も顕著なのは、一生結婚しない人が急増していることと、結婚したとしても子どもを作らない、あるいは一人だけに留めるなど、家族の少人数化が進んでいることです。

そういった人たちは、家に対して求めるものも変わってきます。
具体的には、低成長期時代になったため、賃金のアップがなかなか望めないために巨額なローンを組んで家を買うリスクを避けるようになったこと。
さらに、家族が1～3人と少ないことから、部屋数は少なくてもいいという人が多くなってきたことなどが挙げられます。
そのため分譲にしろ、賃貸にしろ、マンションやアパートではワンルーム(1R)や1LDKの人気が高くなってきています。
ただし、1Rの場合、キッチンは4.5畳までの広さしかないため、料理を趣味にしている人や結婚している人などは、せめて大きなキッチンは欲しいということで1LDKを選ぶようです。

こうした傾向は地方都市でも同じで、九州を代表する都市である福岡でも、最近では1LDKなどの小さな部屋が多い賃貸の物件が造られるようになってきています。
■東区のお隣は博多区です！！博多区の情報はコチラ！！
　　https://www.dream-stage.net/c/hakataku/

それは都心部でも郊外でも変わらず、福岡市東区のような新興住宅地でも、1LDKのニーズは高くなっています。
確かに1LDKであれば、家賃相場は福岡市東区で4万円台というのが相場になっていますから、例えば夫婦2人なら、住むには手頃な物件と価格になっています。
交通の便も良く、近くには博多湾があるなど住環境にも恵まれていますから、福岡市東区に住みたい人が多いのも納得できます。